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​コラム

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マンションにおけるインターホンシステムのリニューアルに最適なIPインターホン

  • カギ舎
  • 2024年9月29日
  • 読了時間: 14分

更新日:2月26日

インターホンシステムは、建物の防犯性や利便性を維持するために欠かせない設備のひとつです。長年の使用により、不具合が生じる前にリニューアルすることが推奨されます。しかし、インターホンシステムのリニューアルには多額のコストと時間を要することが一般的です。そこで、近年はコストをおさえてスピーディにリニューアルできるIPインターホンが採用されています。IPインターホンであれば、従来のインターホンシステムでは得られない高い防犯性と利便性も実現し、建物の価値を高めることができます。


◎インターホンシステムの役割

インターホンシステムはマンションやアパートなどの入居率を左右するほど重要な設備のひとつです。インターホンシステムとは、建物内外での音声や映像によるコミュニケーションを行うための設備を指します。具体的には、マンションなどのエントランスに設置されたエントランス機や、各住戸内に設置された親機、住戸玄関に設置された子機などで構成されます。インターホンシステムが登場したおかげで、建物内の住民は訪問者と直接対面することなく本人確認や通話での対応が実現しました。そして、今では戸建て住宅や集合住宅に当然のように導入されています。単に来客対応を便利にするツールとしてではなく、セキュリティを強化し安心で便利な生活を提供するために重要な役割を果たすのがインターホンシステムです。インターホンシステムを構築する機器により搭載する機能は異なりますが、近年はセキュリティ強化を目的にカラーモニターや録画機能を搭載する製品も多く登場しています。モニターを搭載していることで、空き巣などの犯罪者に狙われるリスクを低減することも可能です。集合住宅においては、オートロックに対応したインターホンシステムも主流になりつつあります。集合住宅では不特定多数の人が出入りするため不審者を見分けるのが難しいといった課題がありますが、オートロックにより部外者の侵入を拒否できるためセキュリティが高いシステムです。また、オートロックに対応したインターホンシステムでは、解錠に必要な認証方法も多様化しています。かつては物理的な鍵でオートロックの解錠を行うことが一般的でしたが、現在はICカードや暗証番号、生体認証などを用いてよりセキュリティを強化する方法も登場しています。いずれも物理的な鍵と比較し、紛失や盗難、偽造のリスクが低いため、建物のセキュリティや価値を高めることができる認証方法です。このように、現代のインターホンシステムは、来訪者の存在をベルで知らせるだけの一昔前のインターホンシステムとは異なります。多彩な機能によりセキュリティや利便性が進化しているのが特徴です。そして今なおインターホンシステムは進化を続け、さらなるセキュリティ強化や利便性向上を可能とするIPインターホンの導入が増えています。


◎インターホンシステムにおけるリニューアルの必要性

建物の防犯性や利便性を高めることを目的に導入されるインターホンシステムですが、使い続けることで内部の部品は劣化し摩耗していくことは防ぎきれません。一般的にインターホンシステムを構築する機器の寿命は10~15年とされており、集合住宅においてはインターホンシステム導入から15年程度が経過したらリニューアルすることが推奨されています。劣化したインターホンシステムは、いつ故障や不具合などにより使えなくなるか予測ができません。寿命を超えたインターホンシステムをリニューアルしない場合は、来訪者対応時の音声の乱れや途切れ、オートロックが開かないなど、さまざまなトラブルが発生する可能性が高まります。また、1度故障してしまうと住民の安全で便利な暮らしが維持できず、不満の声があがることも予測されます。そのような事態を回避するため、インターホンシステムのリニューアルが必要です。とはいえ、リニューアルといっても従来のインターホンシステムを導入する場合は多額のコストが予想されます。そこで、不具合が生じたらまずは修理を検討する場合もあります。しかし、各インターホンメーカーが機器の部品や基盤を保有する期間は生産終了後約7年間であり、15年以上経過したインターホンシステムは部品や基盤がないために修理できない可能性があります。故障や不具合が発生してから修理できるかメーカーに問い合わせていると、インターホンシステムの回復までに時間を要し住民の不満は絶えません。故障中は、インターホンシステムが正常に使えないとなると、建物や住民の防犯性や利便性は保てなくなります。このことも、早めのリニューアルが推奨される理由です。また、インターホンシステムは時代と共に進化しているため、リニューアルにより建物の防犯性や利便性、価値までもアップグレードすることができます。集合住宅においてはリニューアルしたインターホンシステムの防犯性や利便性により、空室対策を行うことも可能です。


◎インターホンシステムをリニューアルする際の注意点

アナログな配線で接続される従来のインターホンシステムは、リニューアルの際に多額なコストと時間がかかる場合があります。集合住宅や複合ビルにおける従来のインターホンシステムの場合、エントランスに設置した集合玄関機やインターホンシステムの制御装置、各部屋やフロアの住戸親機、オートロックシステムへの解錠信号などをアナログな配線で接続することが必要です。この場合、大がかりな工事とそれに伴う多額の費用が発生します。元々オートロックシステム対応のインターホンシステムを採用していた建物であれば、リニューアルの際も既存の配線を使えることがほとんどですが、後から配線を行う場合はとくに注意が必要です。たとえば、集合住宅のインターホンシステムリニューアルに伴い、オートロックシステムの導入と従来の一般的なインターホンシステムを導入する場合、各住戸とエントランス機を配線で接続する必要があります。この配線はフロアの横方向はもちろん、階を跨いで上下方向にも必要です。事前に配線を通すルートを確認し、場合によっては建物の外に配線を通したり、最悪の場合は配線を断念せざるを得ないケースもあります。いずれにせよ、大がかりな配線工事により高額な工事費用がかかります。さらに、各住戸の居住者と工事の日程を調整する手間や時間も必要であり、インターホンシステムのリニューアル終了までに1週間以上の時間を要することも珍しくありません。工事中はインターホンシステムを活用した来客対応ができなくなり、建物の防犯性も居住者の利便性も下がります。また、アナログな配線で接続される従来のインターホンシステムは、建物全体がひとつのシステムとなります。そのため、住戸側の機器ひとつだけに不具合が生じたとき、システム全体を交換しなければならない場合があります。このような事情から、多額の工事費用をかけてインターホンシステムをリニューアルしても、いつまで使い続けられるかわからない懸念があります。そして、インターホンシステムをリニューアルする際は、オートロックの解錠方法の検討も必要です。従来のインターホンシステムにおいては紛失や盗難のリスクが高い物理的な鍵が主流ですが、ICカードや暗証番号に対応した次世代のインターホンシステムの普及も進んでいます。建物の管理者は、セキュリティや利便性を考慮しつつ、予算に合わせて最適なインターホンシステムを選択することが必要です。


◎インターホンシステムのリニューアルに最適なIPインターホン

インターホンシステムをリニューアルする際、膨大な費用と時間がかかる従来のインターホンシステムと比較し、コストをおさえてスピーディにリニューアルできるのがIPインターホンです。IPインターホンが構築するインターホンシステムは、インターネット回線を活用し各住戸の親機や居住者自身のスマートフォンアプリと通信します。インターネット回線を活用することで、マンションなどのエントランスに設置したIPインターホンと、各住戸の機器をアナログな配線で接続する必要がないのが特徴です。IPインターホンに必要なのは、インターネットに接続できる環境です。そのため、インターホンシステムリニューアルにおいても大がかりな配線工事が不要となるため、短い工事期間で取り付けが終了します。配線工事にかかるコストや設置時間をおさえ、居住者へ長期間の不便を強いることもありません。また、インターホンシステムのリニューアルに伴い、オートロックの導入を検討する建物においても、IPインターホンが最適です。トータルコストを大幅におさえ、オートロックシステムの構築ができます。コメリットのIPインターホンはPoE給電対応のため、複雑なな電源工事も不要で、LAN配線から電力を供給できます。大規模で広い敷地を有する集合住宅やビルにおいても、中継器や新たなサーバーの設置が不要なため、必要機器は最小限にインターホンシステムをリニューアルできます。コメリットのIPインターホンは、各住戸やビルのフロアに設置する親機を自由に選択でき、同一の建物内でさまざまな機器を組み合わせることも可能です。そのため、どこかひとつの機器に不具合が生じた際は、それだけを取り換えるといった柔軟な対応も実現します。IPインターホンは、インターネット回線を活用し通信する仕組みにより、各住戸に親機を設置しない選択もできます。たとえば、住人自身のスマートフォンやタブレット、PCなどのデバイスを親機として活用し、便利なインターホンシステムを構築できます。この場合、エントランスに設置したIPインターホンから呼び出しがあれば、個人のスマートフォンなどのデバイスに通知が届き、映像を確認、音声で対応、遠隔操作でオートロックの解錠も可能です。IPインターホンが構築するインターホンシステムは、従来のインターホンシステムでは得られない高い防犯性と利便性を提供します。映像や音声の通信にインターネット回線を活用することで、外出時でも入居者自身のスマートフォンから来訪者の対応が可能です。外出時に不審者が訪れてもリアルタイムに映像で確認できるため、すぐに通報したり映像を証拠として残したりすることもできます。コメリットのIPインターホンはオートロックにも対応し、解錠方法にはカード認証や暗証番号、顔認証まで多様な方法を選択できます。とくに、顔認証は個人の顔の特徴を照合し解錠する方法であり、なりすましが極めて困難なセキュリティの高い認証方法です。カード認証は複製が困難なICカードを活用し、かざすだけで解錠できます。暗証番号は盗難や紛失のリスクがなく、入居者は数字さえ覚えておけば簡単に解錠できます。このように、インターホンシステムリニューアルの際は導入費用をおさえつつ、多様な認証方法とオートロック、外出時の来客対応などを実現したIPインターホンが最適です。次世代のセキュリティと利便性で建物の価値を高めることができます。


◎インターホンシステムのリニューアルに選ばれるULTRA テンキー式エントランス機 UT8020K

コメリットのIPインターホンUT8090Kは、テンキー式のエントランス機です。本体にあるテンキーを操作し暗証番号の入力でオートロックが解錠できるだけでなく、ICカードやQRコードにも対応しています。オプションで顔認証システムを利用できるため、インターホンシステムリニューアル後に想定するセキュリティレベルに応じて認証方法を使い分けることができます。暗証番号は最大1,000個登録可能であり、各住戸ごとに暗証番号を設定できるためセキュリティ性の高さも特徴です。また、IPインターホンUT8090KはPoE給電対応のため、インターホンシステムリニューアルの際も複雑な電源工事は不要です。既存のLAN配線を用いて電力の供給と通信ができます。また、UT8020Kはインターネット通信を活用するIPインターホンのため、インターネットへ接続できる環境さえ整えば各住戸機器とアナログな配線で接続する必要はありません。そのため、インターホンシステムリニューアルの場合にも短い期間で設置が完了し、住民はすぐに便利なインターホンシステムを利用することができます。建物のエントランスにUT8020Kを設置した後は、住戸内の親機はもちろん、居住者自身のスマートフォンなどでも来客対応が可能となります。インターネットに接続可能な環境さえあれば、外出時でも来訪者を映像で確認、音声で対応、オートロックの解錠も可能です。IPインターホンUT8090Kは高画質、広角カメラを搭載し、映像の品質が高いことも特徴です。どこにいても高画質の映像で来訪者を目で見て確認できるため、セキュリティ性が向上します。広角カメラにより広範囲の映像が映し出されることで、不審者の存在も見逃しません。オートロックに対応したUT8090Kは、解錠に必要な認証方法にスケージュールを設定できる便利な機能もあります。暗証番号やQRコードなどの認証方法に利用可能な日時や回数を設定し来訪者に付与するこで、来訪者はインターホンを鳴らさなくとも建物内に入室できます。スケジュールの設定により限定的な使用を許可した認証方法であるため、セキュリティ性も維持できます。高性能で利便性の高いUT8090Kは、防塵・耐水性も高く、屋外への設置も安心です。電子機器などの防塵・防水性能に関する程度を示す数値はIP65等級であり、機器に塵埃の侵入を許さず長時間雨に濡れても機器の動作に影響がないことを証明しています。そのため、インターホンシステムのリニューアルを想定する場所が屋外の場合でも問題ありません。また、コメリットのIPインターホンUT8090Kは、シンプルでスタイリッシュなデザイン性の高さも特徴です。デザイン性の高さは、建物の顔となるエントランスインターホンのリニューアルに最適といえます。機能や利便性はもちろん、デザイン性の高さが導入の決め手になることも少なくありません。


◎インターホンをULTRA テンキー式エントランス機UT8020Kにリニューアルした事例

多くの建物においてインターホンシステムのリニューアルにIPインターホンが採用される事例が増えています。IPインターホンは従来のインターホンシステムより防犯性も利便性も高いことが特徴であり、より便利で安心な生活に貢献します。さらに、従来インターホンシステムのリニューアルに要した多額のコストをおさえることが可能です。


⚪︎マンションのインターホンシステムリニューアルにUT8090Kを採用した事例

オートロックの有無に関わらずマンションのインターホンシステムリニューアルにおいて、IPインターホンUT8090Kを採用する事例が増えています。IPインターホンであれば、従来のインターホンシステムのリニューアルにかかる莫大なコストを削減しつつ、セキュリティの強化と利便性の向上が図れます。インターネットに接続できる環境さえ整えば、各住戸機器との大がかりな配線工事が不要であり、短い工事期間でリニューアルが完了します。インターホンシステムリニューアルのために長期でインターホンが使えないといった心配もありません。IPインターホンの導入により、マンション住民は外出時でも自身のスマホで来訪者を対応できるようになり、セキュリティ、利便性、満足度も向上します。さらに、IPインターホンによるセキュリティ強化はマンションの価値を高め、マンション入居率を高める結果にもつながります。インターホンリニューアルに伴いオートロックシステムを導入したい場合にも、IPインターホンが最適です。オートロックにできるドアを用意したりといったコストや時間は必要となりますが、インターホンシステムリニューアルにかかるトータルコストは大幅に削減できます。


⚪︎複合ビルのインターホンシステムリニューアルにUT8020Kを採用した事例

各フロアごとに機能や用途が異なる複合ビルにおいては、IPインターホンUT8090Kが柔軟に対応します。IPインターホンUT8090Kを複合ビルのロビーやエントランスに設置後は、各フロアの機器は自由に選択できます。ビル内で多様な機器を混在できるため、フロアごとの機能や用途に応じたインターホンシステムの構築が可能です。そして、インターネット通信を活用し映像や音声の通信を実行する仕組みにより、各フロアの利用者はデスク上のPCやタブレットからでも来訪者を対応できるようになります。大規模なビルにおいても中継器は必要ありません。中継器を設置せずともインターネットに接続できる環境さえ保つことができれば、高品質な音声と映像の通信、遠隔操作で解錠ができます。


◎まとめ

IPインターホンは単なる来客対応のみならず、建物のセキュリティを高め安全で便利な暮らしをサポートすることが可能です。さらに、インターホンシステムのリニューアルにおいては、コストを大幅に削減できます。カギ舎では、コストをおさえて建物のセキュリティや価値をアップグレードできるIPインターホンを取り扱っています。インターホンシステムのリニューアルはもちろん、IPインターホンに関するご相談はカギ舎までお気軽にお問い合わせください。



 
 
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